福井九頭竜包括支援センターでは、介護・障害サービス事業所に向けて定期的に研修を開催しています。
今回のテーマは、「看取りについて」です。
始めに、死生観についてグループで話し合い、皆それぞれ考え方が違うことを実感しました。
死や生の捉え方は個人差が大きく、個々の考えを尊重できる対応が取れるように、自分自身の死生観を見つめ直していくことが大切だと確認し合いました。
今回、エリア内のケアマネージャーと訪問看護師から実際の看取りの発表があり、ケアマネージャーや関係者としての関わりをシェアできました。終末期をどう迎えるのかをご本人中心に家族、関係者で考えること(人生会議)を実際に行ったケースでした。
最後に看取りの依頼を受けた時の不安や人生会議の捉え方について話し合いをしました。
活発な意見がとびかい、時間が足りませんでした。
終末期の迎え方を考えることは、今後の人生を見つめ直すことにもなります。自分の終末期をどう生きたいかを考え、伝えることが当たり前になるような社会になるように、当包括は今後も人生会議等の必要性を伝えると共に、学びの場も提供していきたいと思います。
また、今年度福井九頭竜包括支援センターが作成した、中藤島地区・森田地区の社会資源MAPを参加事業所に配布しました。民生委員や事業所・地域の方に教えていただいた情報も入っており、地域での暮らしやすさにもつながるものなので、ぜひ活用してもらいたいたいと思っています。