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7月看護師からの豆知識(熱中症について)

2024.07.05【ブログ】藤島会グループ

こんにちは~藤島園看護師です(^^

7月に入り暑さも厳しくなってきており、ニュースでも外出も危険だという話が毎日流れていますね。それも近年、日常生活の中で増加している熱中症が懸念されている為でもあり、熱中症警戒アラートが発令される事も多いかと思います。先日も、畑で作業しておられた高齢の方が熱中症でお亡くなりになられていたというニュースも観ております。そもそも熱中症とは?私達が子供の頃は、夏は元気に外で遊ぶのは当たり前の時代ですし、暑い夏の外が危険だとは考えたこともなかったような・・・外で駆け回り、水遊びや虫取りをして喉が渇けば麦茶を飲んで過ごしていた記憶が蘇ってきました!!古き良い時代と少し環境が変ってきていますので、安全に夏を過ごせるよう熱中症のお話を少しさせて頂きます。

人間の身体には、体温調節機能が備わっており、適度な体温を保っています。しかし、様々な環境下で体温調節機能に乱れが生じ、体内の水分やナトリウムのバランスが崩れてしまい体内に障害が起きることがあり、これを熱中症と言われています。これからが夏本番となり、毎日熱中症を気に掛けなければなりませんが、予防していきましょう。

1.          暑さを避ける。(外を歩く時は、日向より日陰・疲れたら木陰で休憩)

2.          こまめに電解質の入ったスポーツドリンクなどを補給する。(成分の表示をみてみましょう)

3.          体調や体質、生活習慣に気を配る(食事・睡眠を十分にとる)

4.          スポーツを行う場合には、仲間たちとお互いの健康状態の確認をし合う。(顔色・声の張り・食欲の有無等)

熱中症は、屋外だけでなく、屋内でも起こります。また、高齢者や幼児は、日常生活でも脱水症状になりやすく、熱中症を起こしやすいため、注意してください。朝食をしっかり食べる事、運動前はもちろんですが、定期的に水分補給の時間を作って積極的に飲むようお勧めします。

また、暑いからと言って長時間冷房で冷えた部屋に閉じこもったり、冷えた部屋と暑い所を行ったり来たりも体には負担はかかっています。外気と温度差を5℃以内にすると良いとも聞きますので、冷房の温度設定は2728℃が理想ですね。冷房の効いた部屋で冷えを感じた場合は、衣類や掛物で調整し、冷やし過ぎにも注意してください。身体が冷えますと、血液の流れも悪くなる可能性もありますので、夏でも可能であればお風呂は湯船につかるなどして血行を回復させましょう。また、温かい物を召し上がり、身体の中から温めるのも良い方法ですし、夏バテ予防にもなります。

健康に注意しながら、スタミナ付けて暑~~い夏を乗り越えましょう★★★

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