皆さんこんにちは。藤島園看護師です。
ずいぶん寒くなり、いつ雪が降っても良い季節となりましたね。
冬に食べたくなる食べ物中に柿はありますか?お家でも柿の木があるお宅も多いのではないでしょうか。今回は、そんな柿についてお話させていただきます。
柿はビタミンCがとても豊富な食べ物です。その量は、ミカンなどの柑橘類の約2倍とも言われています。ビタミンCの働きは、風邪予防や美肌効果が期待されています。
干し柿にして召し上がられる方もいらっしゃると思います。干し柿にすると、ビタミンCは残念ながら減ってしまうのですが、食物繊維は増えるそうなので、お通じにも良いと思います。
他に柿には、ビタミンAも豊富で、作用としては目や皮膚を健康に保つ働きがあります。また、柿の渋みのもとであるタンニンは、アルコールを分解する働きもありますので、少し飲み過ぎた朝などに食べると、二日酔い対策に効果的です。
柿の葉にも栄養素が多く、体内に吸収されるとビタミンCに変化する、プロビタミンCが豊富に含まれています。一般的にビタミンCは熱に弱いのですが、柿の葉に含まれるプロビタミンCは熱に強い性質を持っています。そのため、柿の葉をお茶にしてもビタミンCは損なわれません。また、柿の葉茶にはカフェインが含まれていないので、カフェインを控えている方でも飲んでいただけると思います。
身近な食べ物の柿には沢山の身体によいものが含まれていますね。今年は豊作なのでしょうか・・柿の木があるお宅が羨ましく思います。(^^♪
日に日に寒さが身に染み、朝もお布団からなかなか出られない事もあるかとは思いますが、しっかり栄養補給し、十分な睡眠をとるよう心掛け、厳しい福井の冬を乗り切りましょう。
体調崩さないようご自愛ください。皆様の健康をお祈りしています。