2月看護師からの豆知識(脳の萎縮について)
2025.02.06
こんにちは~藤島園看護師です(^^)/
2月に入り雪がたくさん降りましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか。雪が降ったり、寒かったり、足元が悪いとなかなかお体も動かせなくなりませんか?雪降る中、暖かいお部屋でテレビを観ながらのんびり過ごす。。。とっても幸せな気分になりますね♡
でも、そんな幸せそうな時間だとしてものんびりな時間が毎日、何日も続きますと、お体にも変化が現れるかもしれません(/ω\)
そこで、今回は『脳の萎縮』についてお話させて頂きます。そもそも脳の萎縮とは、脳の容積の減少を言います。脳の萎縮に繋がる原因は沢山ありますし、個人差もあるかとは思いますが、健康な方でも40歳を過ぎた頃から徐々に萎縮が始まっていると言われています。加齢以外の脳の萎縮の原因として、アルコールの過剰摂取や認知症の発症が考えられるそうです。人間は加齢とともに多少は忘れっぽくはなってきますが、脳の萎縮と認知症が関連してくる場合には次のような症状がみられるようになってきますので、皆さんもご自身にこのような症状がないか確認してみてください。
〇記憶障害・・ある一時期の記憶がすっぽりと抜け落ちてしまう障害
〇見当意識障害・・今居る場所が分からない、今日の日付が分からない、知っているはずの人が思い出せない、どんな関係の人かわからないなどという障害
〇判断の障害・・目的が定まらない、自分一人で出来ない、行動が最後まで遂行できないなどという障害
〇失語・・言葉を話す、理解する、読む、書くことに関する障害
〇失認・・五感(目・耳・鼻・舌・皮膚等)の認知力に関する障害
〇失行・・目的の動作を行おうとしても、体の動かし方が分からなくなる障害
加齢とともに、様々な原因が重なり脳は変化してきます。今後歳を重ねても年相応な脳でありたいと思いませんか?一度萎縮してしまった脳を元に戻す治療は残念ながらないです。
なので、その脳の萎縮の進行を予防したり、柔軟な脳であり続けるためには頭をよく使い、脳に十分な血液を送りましょう。予防のためにもご自身の生活を見直してみましょう。
ご自身の脳・お体・心をいたわってあげていただきたいです(*´▽`*)
☆お体を適度に動かしましょう
☆頭を適度に使いましょう
☆ストレス発散しながらリラックスできる時間を1日1回は作りましょう
☆美味しい物を召し上がって幸せな気分で眠りましょう
若々しい脳をキープし、明るく元気にお過ごしいただけると私達も嬉しいです。
今回は、藤島園のご利用者様の若々しさをキープする秘訣である、体操をする風景、脳トレをする風景、お花を見ながらリラックスする風景、おやつを召し上がっておられる風景をご覧ください。
まだまだ寒い日が続きそうですが、お風邪など召されませんようご自愛ください♡♡



