8月看護師からの豆知識 (疲労回復について)
2024.08.09
看護師からの豆知識
こんにちは(^^)/藤島園看護師です。毎日気温30度超える暑さの中、いかがお過ごしでしょうか?夜も寝苦しいでしょうし、疲れが蓄積されているのではないでしょうか。そのままにしていると夏の疲れが残り、この先にある美味しい季節の「秋」を楽しめなくなってしまいます。人間の身体は外気温に関わらず、体温を一定に保とうとする働きがあります。上昇した体温を下げるために、汗は大切な役割を果たしています。しかし温度が高いと汗の蒸発が妨げられ、自律神経が乱れたり、食欲不振などを招きかねません。
≪疲労回復の食事のポイント≫
①
食事の基本、主食(糖質)+主菜(タンパク質)+副菜(ビタミン・ミネラル)を意識してみましょう。1日3食、たんぱく質(肉、魚、卵、大豆製品)、ビタミン(野菜や果物など)、ミネラル(牛乳や海草など)をバランスよく食事に取り入れてみましょう。
②
ビタミンB1補給を忘れずに摂りましょう。豚肉、うなぎ、大豆、玄米、ほうれん草、ごま等に含まれています。ビタミンB1をしっかり摂取すると、栄養をエネルギーに変えてくれる力があります。
③
冷たいものを摂り過ぎないようにしましょう。胃腸を壊したり、食欲減退の原因になります。
④
クエン酸を含む食品を取り入れましょう。クエン酸(レモン、グレープフルーツ、オレンジ、梅干しなど)は、疲労の原因となる乳酸を排出する機能があります。
≪上手な水分補給≫
ペットボトル500ml1本あたり、ナトリウム200~400mg、糖質25~30mg含まれているもので水分補給される事が推奨されています。あまり糖質が多く含まれているですと、逆に疲労の原因となる可能性がありますので、スポーツドリンクを薄めるなど工夫してお飲みください。
食べておきたい食材 ~かぼちゃ~
★かぼちゃは粘膜を強化するβ-カロテンをはじめ、抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンEが豊富です。がん予防にも効果的だと言われています。
かぼちゃを選ぶ際には、ずっしりとして重く、皮が硬くて傷つきにくいものを選んで購入しましょう。どのように調理するかは自由ですので、お好みによって調理を変えてみてください。保存するときには、種やわたを取り除き、切り口をラップして冷蔵庫で保管しましょう。
その日の疲れはその日のうちに❤健康に気を付け暑い夏を乗り越えていきましょう。