5月看護師からの豆知識(梅雨だるについて)
2024.05.09
こんにちは~藤島園看護師です。
毎日ころころとお天気も変化し気温も不安定ですが、体調はお変わりないでしょうか。
これから、梅雨の時期になってきますが何となく体がだるいと感じたり、肩がいつもより重かったり凝りを感じていることはないでしょうか。だるさや凝りだけではなく、この時期は体調を崩される方が多いような感じはします。ある調査では、女性の60%以上が不調を感じているという報告があるようです。このような何となくだるく不調を感じる事を「梅雨だる」と呼ばれているようです。
梅雨だるの原因としては①低気圧が続く②気温の寒暖差③湿邪と言われています。
梅雨の時期こそ生活のリズムを整え、自留津神経のバランスも整えましょう!!
起きている時は・・交感神経優位 休んでいる時は・・副交感神経優位
この神経をバランスよく働かせるには、生活リズムや生活の習慣を整え活気のある生活を取り戻しましょう。
冷えにも注意です。梅雨の時期はムシムシする事もありますが、気温が低い時もあると思います。寒さを感じたら、羽織物や寝具などの調整は必要です。寒さを感じたら我慢はせずに対策を行ってください。
また、ムシムシ暑い時や湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、体内に熱がこもったりするのもだるさに繋がりますので、エアコンの除湿機能などの使用をお勧めします。
あとは、栄養バランスの良い食事を召し上がる事です。暑いからと言って、冷えたものや、加熱せずに食べられるものばかり召し上がると、体も冷えてしまうので、温かい物もお召し上がりください。
私自身は、日頃からタンパク質多めの食事にしていますが、タンパク質の不足は免疫力の低下にもつながり、梅雨だるからの夏バテの負のスパイラルに入ってしまうので注意しましょう。暑くなってきますと、体力の消耗も激しくなり胃腸も弱りがちになりますので、食事の内容も気を付けなければなりません。消化吸収力に優れているお魚料理を少し取り入れてみるのも良いかと思います。
今のうちに体も心も整えておきましょう。夏バテになるかならないかは自分次第です。
不調な時は頑張り過ぎず、旅行や温泉にゆっくり入ったり、カラオケで歌ったり、ドライブに出かけたりスポーツや趣味に没頭するなど発散方法は人それぞれですが、“発散する時間”を作る事がとても大切です。
時には忙しい手を止めて一息つき、日々楽しみながら過ごしましょう(^^)/♥♥♥